日本への帰国直前にアメリカで見つけた知育おもちゃロボット、WonderWorkshopの紹介です。子供を英語話者に、そして理系に育てたいへらじか夫婦にマッチする最高のアイテムを見つけました。
ワンダーワークショップはプログラミングを学べるロボットおもちゃ
WonderWorkshopはアメリカで生まれた、いわゆるプログラマブルロボットの会社です。2018年現在では以下3種類のロボットを販売しています。
- Dash
- Dot
- Cue
公式サイト: https://www.makewonder.com/
このうちのDashとDotのセットを子供用に勢いで購入し、いま引越の片付けそっちのけで親が夢中になっています。
呼びかけに返事をしたり、後を追いかけてきたり、傾けると叫んだり、組むプログラミングに応じてカスタマイズは自由自在。現在我が家ではちょっとしたペット状態。子供の声を録音してしゃべらせることもできるので、とんでもなくかわいいです。
公式のYoutubeが世界観やロボットの動きをよく表現しているので必見です。なめらかに走って話すロボットの品質がわかるかと思います。
会社の成り立ちはカリフォルニアのお父さんお母さんのプロジェクト
WonderWorkshopはカリフォルニア州San Mateoに拠点をおくスタートアップ企業。元々は数名のお父さんお母さんが子供のためにロボットを作ったことから始まったそう。
それが現在、数億~数十億円の複数の資金調達を経て急成長しています。
CEOのVikas Gupta氏によれば、「ロボットは最も自然に他社と共同する方法」とのこと。一人黙々とやるイメージのプログラミングではなく、親や友達とコミュニケーションする前提で作られたロボットおもちゃというコンセプトが心を打ちました。
“Robots are the natural way for multiple people to collaborate,” Gupta says.
Wonder Workshop raises M for its chatty robots that help kids learn to code | TechCrunchThe Bay Area-based Wonder Workshop announced today that it has closed a million Series C round of funding. The team has built a number of very cool little r...
ロボットの操作やプログラミングはiPad、iPhone、Andoroidで可能
Dash, Dot, Cueのいずれもコントローラーは同梱されていません。プログラミング用のソフトウェアが入ったDVDも付いていません。これらはアプリとして無料でダウンロードできます。
スワイプで直感的にプログラムが組める”Wonder”、ブロックをつなげてプログラミング言語風の指示が作れる”Blockly”、セットの鉄琴を演奏する作曲プログラミング用の”Xylo”など、計6種類のアプリがあります。
へらじかはiPhone7を使っており、問題なく快適に動きます。
WonderWorkshopはアメリカの小学校12,000校で採用
日本では小学校の英語必修化が定着し、プログラミングも今後必修になるとのこと。自分は文系ですが、これからの時代にわが子にはどちらも身につけてほしい能力です。
早いうちからやるに越したことはないので何かいいおもちゃがないかと思っていたところ、たまたま見つけたのがWonderWorkshopのロボットたちでした。
DashとDotはすでにアメリカの12,000もの小学校で採用されていて、全米の競技会まで開かれているとのこと。先行しているアメリカで流行っていて、英語ベースで遊びながら学べるこんなおもちゃを探していました。
Nintendo Laboか、WonderWorkshopか
プログラミングを学べるロボットで子供と一緒に遊びたいという思いはずっと持っていたので、Nintendo Laboを買うかどうかずっと悩んでいました。
工作要素がある分、できる遊びの幅はNintendo Laboが上か。そうなるとうちの子には早いか。などと頭を抱えている中で、英語+プログラミング+ロボット、という最高の存在を見つけたのでAmazonですぐに発注。
英語で遊ぶ機会を4歳児と2歳児へ与えたい
今年4歳になる上の娘はアメリカの保育園のおかげですでに半分英語話者。日本帰国後もできる限り英語力をキープしたいという強い願いがあったので、英語要素が入ったWonderWorkshopに決めました。
同様に下の息子はアメリカ国籍持ちなのに、保育園に入っていなかったので英語は話せず。今後英語を伸ばしてもらうためにもまずは興味を引きそうな英語ロボの導入に至りました。
プログラミングは親であるへらじかがやっていますが、上の娘はわからないなりにiPhoneでスワイプしてプログラム作成を手伝ってくれます。親が夢中になるのが興味を持たせる秘訣かもしれません。
次回、3種のロボットの解説その1、Dashに続きます。
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