海外赴任から帰国しNISAをはじめた元駐在員の話2019

2018年に海外駐在から帰国し、2019年に入って資産運用のためにNISA口座を開設した経緯をまとめました。

自分(夫)は一般NISA、子供2人はジュニアNISA、妻の分は考え中です。

特段のテクニックやノウハウはありませんが、ある1人の事例として、以下のような方への参考になれば幸いです。

  • 結婚、出産、転職などを機にマネープランを考え始めた
  • 海外転勤の可能性があり、資産運用の方針を迷っている
  • 現在海外に住んでいて、帰国後にNISAに興味がある

海外赴任中は受けられなかった節税メリット

筆者へらじかは2015ー2018年までアメリカに駐在。

給与は米ドルでアメリカの銀行口座に、年2回の賞与は日本円で日本の銀行口座に振り込まれていました。

帰国後の車の購入や貯蓄の目的で基本的には賞与には手をつけず、アメリカドルのみで生活していました。

メガバンクでついた利息は3年間でたったの数百円

海外居住者は日本での株式投資ができません。

出国直前に証券は手放しており、持っていたのは某メガバンクでの普通預金。

帰国時点での残高は500万円以上あったのですが、メガバンクの普通預金に入っていた間に生んだ利息は3年でたったの数百円でした。

3年間手をつけずに置いておける資産を、運用できずにただただ寝かせておくのはなかなかの苦痛でした。

「もし」はあり得ませんが、同じ額をアメリカのSaving Accountに置くことができていたら3年間で10万円以上を利息として得られるチャンスがありました。

2014年に子供が生まれ、資産のことを考えるべきタイミングで海外赴任。そして3年間の資産拘束による機会損失。

この苦い経験から、帰国後は絶対に税制優遇のメリットを享受してやろうと心に決めていました。

日本への帰国後にNISA口座を開設

帰国から約1年が経過し、生活も落ち着いたので、まず本人名義のNISA口座を開設しました。

これまで特定口座で運用していた楽天証券で作ったところ、Webの申請やアプリを通じた本人確認書類の提出のおかげで思いのほか対応が早く済んだので満足しています。

3年間のブランクがあると、このあたりの手続きの効率化にちょっと浦島太郎を感じます。

4歳、2歳の子どもたちへジュニアNISAも開設完了

本人名義につづいて、子供2人のジュニアNISAも開設。こちらはこれまでに取引がないので、郵送やその返送待ちの時間が生じて、のんびりやって都合1ヶ月くらいかかりました。

ちなみにこの記事を書いている時点では、子供の口座は空っぽです。

子供名義の証券口座には同じく子供名義の銀行口座からしか振込ができないという制約があるため、現在へらじか名義のメガバンク口座から資金の移動中。

この手間を考えると、あらかじめ子供名義の楽天銀行の口座なんかがあると楽ですね。

妻の分をNISAか、つみたてNISAにするべきか

本人分、子供分が完了し、残るは妻の分。これを一般NISAにすべきか、つみたてNISAにするかを検討中です。

検討のベースは2019年はじめに行った総資産のシミュレーション。

我が家は2028年までが貯めどきだという見通しができているので、残り9年の間の運用方針が鍵です。

この期間は年間150〜200万円ほどを貯蓄・資産運用に回せる予定。さらに海外駐在期間に普通預金で遊んでいた待機資金もある状態で、夫婦共につみたてNISAを選択してしまうと、節税枠を活かしきれません。

そのためまずへらじか本人は一般NISAを選択。おそらく妻はつみたてNISAになるかと思いますが、先日入金された夏のボーナスを元に総資産のシミュレーションをもう一度行ってから決めたいと思います。

海外赴任の可能性を見据えた一般・つみたてNISAの選択

一般NISAかつみたてNISAかを決めるにあたり我が家の場合は2度目の海外駐在の可能性を視野に入れる必要があります。

2019年6月現在、いずれのNISAも「その年の1月1日時点での国内居住者」のみが制度の対象。

海外赴任をしてしまうとNISA口座から課税口座へお金を移す必要がある。つまりは節税メリットを受けることができません。

これに照らすと、5年間のNISAと20年間のつみたてNISAを比べた時に、その期間のメリットを丸々受けられる確率が高いのは前者、一般NISAです。

(海外駐在の機会がいつあるかは分かりませんが、20年以内に一度はあり得そう)

では妻もつみたてNISAにしようかと初めは考えていたのですが、春先にあるニュースを目にしました。

ニュース:海外一時居住者のNISA適用について

2019年度の税制改正により、一般NISAつみたてNISAのいずれも5年間までの海外居住者は継続してNISA口座を持てるようになりました。

海外永住者ではなく、駐在のような国外一時居住者に対しての緩和措置。5年の間新規の買い付けはできないなどの制約はあるものの、インカム狙いで売買しないスタイルを取っていれば問題なし。

これにより、冒頭で書いたような「海外赴任中に日本円をただ寝かせてしまう」という悲劇を繰り返さずに済みます。

このニュースを受けて、妻のぶんはつみたてNISAにしたい意向が俄然強まってきました。

ライフプランや海外赴任の可能性を見ながら、運用に回せるお金を計算して、賢く資産形成をしていきたいと思います。

追記:2019年度の税制改正のポイントを別記事にまとめました。

海外赴任が決まった場合のNISA口座維持のための手続きのアクションもあるので、なにかの参考になれば幸いです。

2019年度税制改正で海外赴任・駐在中もNISA口座を維持可能に!
2018年に海外赴任から帰国し、2019年にNISA口座を作った話を記事にしました。その中でふれたのが、NISAにおける海外居住者の扱い。これまでNISA口座による税制メリットは国内在住者だけが受けられるものでしたが、2019年...

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