4歳2歳子連れ台湾旅行3泊4日 コツはUberとレンタルwifi

小籠包とへらじかがテーブルの上に載っている。 駐在・帰任後の生活
小籠包、1人1カゴ推奨。子供もバクバク食べます。

2018年10月に4歳と2歳の子連れで台湾旅行をしてきました。

旅行記として自分が後々読み返して楽しむため、そして同じく台湾旅行を考えている方へ子連れでも快適に過ごせる2つのコツを情報提供するのが本記事の目的です。

そのコツとは Uberの活用レンタルWi-Fi です。

現代の海外旅行に欠かせない2つのツールを活用して台湾を安全に楽しんだ経験が、どなたかの役に立てば幸いです。

Uber準備編

UberやレンタルWi-Fiを利用するためには、日本を出国する前にいくつかの準備を済ませておくと安心です。

 

Uberとは?

Uber(ウーバー)は自動車配車サービスとそのアプリの名前です。

事前登録を済ませておけば、スマホ上で数クリックするだけで自分の居場所まで車が迎えにきてくれて、同じくスマホ画面上で指定した任意の場所まで送り届けてくれます。

Uber自体の詳細な説明は解説しているサイトが多くあるので、ここでは割愛します。

 

参考までに、自分がアメリカ駐在していた2015-2018年の間、多い年で年間100日の出張がありました。その多くの場合にUberを使用し、トラブルは一度もなし。

台湾でもUberが使えると聞き、実際に3泊4日の旅行中に5回利用しました。

 

Uberアプリのインストールと登録は出国前に!

Uberは事前にスマホアプリをインストールし登録をしておく必要があります。

インストール自体は出国後も可能ですが、利用登録のためにはSMS認証が必要

日本の電波があるうちにやっておくのが楽です。

Android, AppleストアでUberと検索し、アプリの指示に沿ってSMS認証と、できればクレジットカード登録まで済ませておくと台湾到着後にさっそく空港からホテルまでUberに乗れます。

  1. Uberアプリをスマホにダウンロード
  2. SMS認証
  3. クレジットカード登録、までを出国前に!

 

子連れ旅行にUberをおすすめする理由

台湾、特に台北市内の移動は地下鉄、バスとタクシーがあります。

これらと比べたときのUberが良いのは、子供を歩かせたり待たせたり抱っこする時間を最小化できること。

地下鉄とバスは乗り場まで歩いたり階段を下りたうえ到着まで待つ必要あり。

タクシーは歩かなくても捕まえられる可能性がありますが、中国語が話せない方は筆談等が必要。

 

その点Uberは出発と到着の地点をアプリ上の地図で指定できるので、歩く必要はありません。

空港の玄関からホテルの入り口まで歩かせません。疲れてぐずる子供の姿を見ることなく到着

世のお父さんお母さんにとっては夢のようなサービスなのです。

 

決済は事前登録したクレジットカード上で行われるため、抱っこ紐をしながらポケットやコートから財布を探す、なんてこともありません。非常にスピーディ。

アプリでドライバーを呼んで、ニーハオと挨拶して、降りるときに笑顔でシェシェと言えばパーフェクト。

  1. 子供を歩かせてぐずるのを避けられる
  2. 中国語が離せなくても目的地に着ける
  3. 支払いがスピーディ

こんなに楽で、混雑度合いによってはタクシーよりも安いのです。

松山空港から台北市内へのUber地図

この日は松山空港から台北市内へは日本円で700-800円ほど

レンタルwi-fi準備編

つづいてレンタルwi-fiについて。Uberに比べるとポピュラーだと思います。

レンタルwi-fiは本当に必要か?

「海外旅行中まで携帯使わないし、高い料金もかかりそうだし、3泊くらいなら要らないか」

自分も出発前にそう考えました。

が、結論は持っていって大正解でした。というかUberを利用するならwi-fiは必須なのです。

wi-fi通信のできない文鎮スマホを持っていても、Uberアプリで配車をリクエストすることができません

ホテルにいれば部屋のwi-fiでUberアプリも使えますが、外出先で無料wi-fiがあるとは限りません

wi-fiスポットを探すために歩き回ったのでは、せっかく子供をムダに歩かせないというメリットが失われます。

これらの理由から、台湾でUberを使うつもりならレンタルwi-fiは必須です。

 

夫婦それぞれで契約する必要はありません。1台を2人で共有すればOKです。

これは事前にTwitter上でアンケートを使って意見を伺った結果でしたが、正解でした。

レンタルwi-fiは羽田空港受け取り、4日間で1000円

懸念していたレンタル料金ですが、Web上での検索を何種類か試したら4日間で1000円を切るプランが出てきました。

この価格でUberや地図アプリ、お店の検索などができるようになるなら安いもの。

事前にネット予約し、羽田空港のカウンターで受け取りました。

 

台湾の会社が提供するプランで、台湾の空港で受け取るプランもありました。

そちらの方が200円ほど安かったのですが、現地に着いてから子供を連れて知らない空港をウロウロしたくないので羽田受け取りを選びました。

 

ここまででUberとレンタルwi-fiの準備ができていれば、台湾を家族で満喫する準備はバッチリです。

通常の海外旅行と同じくパスポートや現金は忘れずに。

 

旅行記編

ここからは、へらじか一家が訪れた台北のスポットをご紹介します。

 

下調べは本と、シンガポールのWebサイトで

現地の情報はガイドブックと

シンガポールのWebサイトで予習しました。

ベタな夜市やマッサージの情報は日本語でも豊富でしたが、たまたま見つけたシンガポールのサイトは新しいお店や見た目のいいカフェの情報に強い印象。

台湾はシンガポール女子に人気なんだと思います。

これのおかげで自分のGoogleマップは星マークだらけに。

子連れで楽しめる台湾グルメ

朝のフライトで移動し、初日の昼に食べた牛肉麺。

ホテルの裏で適当に入ったけど、ここが一番おいしかった。子供たちもモリモリ食べてました。

 

超ローカル店なのでWebサイトがない模様。

Sheraton Grand Taipei Hotelの裏、セブンイレブン千成門市 の並びです。

日本語はまったく通じないけれど、指差しでおばちゃんとコミュニケーション可能。

 

日本でも人気のタピオカミルクティ。

春芳號は台北市内に何店舗かあるチェーン店で、しっかりお茶の味がしておいしいです。パッケージのデザインも素敵。

お茶感強めのためか、子供たちにはやや不評。

飲み物系だと豆漿も。甘めの豆乳なので4歳と2歳に大好評。

基本の量がもれなく多いので4人でシェア。これでたぶん600mlくらい入ってる印象。

しょっぱい味の豆漿もあり、そちらは海老系の出汁と刻んだネギ入りでまたおいしいです。

豆漿にストローが4本刺さっている

こちらも台湾名物の豆漿。朝食代わりにも。

そしてショウロンポウの有名店、鼎泰豊。

三越(新光三越)の地下にある店舗はほどよくザワザワとうるさいので子連れでもまったく問題なし。

子供用にヒスイ色の食器が出てきてありがたいし、かわいい。

ディンタイフォン三越店の食器

子供用カトラリー。ハイチェアあり。店員さんも子供にやさしい。

待望の小籠包。酢醤油につけて千切りしょうがと一緒に。たまらないです。

小籠包とへらじかがテーブルの上に載っている。

小籠包、1人1カゴ推奨。子供もバクバク食べます。

グルメ系はほかにもたくさんあるのですが、情報量が多すぎるため割愛。そのうち別記事で紹介するかもしれません。

台北観光

ホテルから徒歩圏の華山1914というスポットが楽しかったです。

工場跡地をリノベーションした商業施設で、カフェ、雑貨、映画館に本屋やおもちゃ屋も。

地元の若い人が多く、週末のイベントで賑わっていました。

下はその中の本屋さん。中国語は読めませんが、セレクト系本屋らしいおしゃれなレイアウト。

木でできたおもちゃを扱うお店

台北華山101のおもちゃ屋さん

触って遊べるおもちゃがたくさん。子供は飽きないです。

リノベ感のある通路

華山101通路

華山1914の通路。

結婚式の撮影も!

華山101結婚式の撮影

結婚式の撮影も。この日は天気が良かった。

いずれも開放的なスペースばかりなので、ベビーカーOKでした。

 

華山1914以外の古い商店街でも、ところどころにおしゃれな店構えが。

建物は古くても、リフォームしたり看板を架け替えたり。

真四角の間口と、正方形に収まる漢字フォントの組み合わせの美しさにとても惹かれて写真をたくさん撮りました。

 

忘れちゃいけない故宮博物院。中国の宝が集まっている貴重な場所。

書、画、石細工の精巧さは圧巻です。

その昔は国として人を雇ってこれらを作らせていたのだと思うと、文化面での国力の高さを思い知らされます。

故宮博物院の展示は一部を除き撮影可。これでほんのごく一部。

 

タイミングよく子供が2人とも寝てくれたので、抱っこ紐に入れながら鑑賞していました。

故宮博物院は、バスやタクシー、Uberの停留所から入り口まで遠くて長い階段があるので子連れの方は注意を。エスカレータはないので抱っこ、ベビーカーがあればそれも持ちます。

おそらく裏側から駐車場へ続く車道ルートがあるので、そちらを指定できれば抱っこしなくても済みます。

 

子連れで快適なシェラトングランド台北ホテル

アメリカ駐在時代に貯めたポイントがあったので、ハイグレードなホテルに泊まることができました。

清潔度、音、水周り、何をとっても文句なし。外国人客多め。

フロントの方は日本語話せました。人によっては英語の方が得意そう。

 

ホテル内のレストランはけっこうお高めです。

朝食ビュッフェでさえ日本円で1人3500円くらいだったので、一度も利用せず。

 

代わりにこういうローカル屋台の安うま系を食べてました。

早餐、はたぶん朝食の意味。中国語ができなくても漢字で覚えられるのが楽しい。

台湾の朝食を提供するローカル店

朝7時台、通勤通学中にみんなごはんを買っていく。

 

写真とともにつらつらと書きましたが、これでもごく一部のみの掲載です。

移動にかかる時間や労力をUberで補えたので、観光もグルメもしっかり満喫することができました。

 

子連れだからと遠慮して旅行できない方が、この記事を読んで少しでも気を楽にして、前向きに出かけられることを願っています。

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